初めて家を購入する場合、「住宅ローンって聞くけどよくわからない…」「どこに相談すればいいのだろうか」と悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。家は、一生に一度ともいえる大きな買い物だからこそ、慎重に資金計画を練ることが重要です。
そもそも住宅ローンって?
住宅ローンは、その名前の通り「家」を購入する際に組むローンのことをいいます。新築はもちろん、中古の一戸建てやマンションなどでも利用することが可能です。住宅を建てる際の土地購入などでも利用できます。
◆特徴
住宅ローンは、目的が家を購入するローンのため、資金使途が自由なカードローンなどと比較すると金利が低い傾向があります。20年、30年といった長期間返済していくことが多いため、住宅ローンの審査では安定して継続的な収入があるかなどが重視されます。
◆借入先の種類
住宅ローンの主な借入先は、大きく分けると公的金融機関と民間金融機関の2つです。例えば、公的金融機関の住宅ローンを例に挙げると、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携し提供している「フラット35」という商品があります。それ以外にも、財形住宅融資や自治体融資、民間金融機関の独自商品などさまざまです。各金融機関で申し込み条件や金利などの商品内容が異なるため、よく比較し自分に合うものを選びましょう。
住宅ローンの金利の種類は3つ
住宅ローンの金利タイプは、大きく分けると「全期間固定金利型」「固定金利期間選択型」「変動金利型」の3種類です。
◆全期間固定金利型
借入時から完済まで、全期間にわたり金利が変動しないタイプです。借入時に総返済額が確定し、毎月の返済額に変動がないため、ライフプランを立てやすいというメリットがあります。一方で、他の金利タイプよりも金利が高くなる点はデメリットといえるでしょう。「完済まで毎月の住居費を確定させたい」「金利の動きに不安がある」といった人におすすめです。
◆固定金利期間選択型
契約時に2年・3年・5年というように固定期間を選択し、その期間中の金利が固定するタイプです。金利は、固定期間が短いほど低く長いほど高くなることが一般的。固定期間が終了した後は、「再度固定期間を選ぶ」「そのときの金利水準で変動金利型にする」といった選択ができます。固定金利期間選択型は、ライフプランをベースにするなど、必要な期間は返済額を一定にできることがメリットです。「しばらくの間は教育費などで返済額を抑えたい」「一定期間経過後に収入が上がる予定」といった人に向いています。
◆変動金利型
金融情勢の変化に伴い、返済の途中でも定期的に金利が変動するタイプです。金融機関によっても異なりますが、一般的に半年ごとに金利の見直し、5年ごとに返済額の変更が行われます。5年に1度の更新となるため、その間に返済額が上がっても対応できるよう準備をしておくことが大切です。変動金利型は、他のタイプと比較すると、金利が低く設定されている点が大きなメリット。また、金利が下がるとその分総返済額も少なくなります。「金利上昇にも問題なく対応できる」「金利変化への不安やストレスを感じにくい」といった人などにおすすめです。
住宅ローンの相談をするタイミングは?
住宅ローンに関する相談は、基本的に家の購入が決定したタイミングで行うことがよいでしょう。家の購入を決めたときに相談すれば、物件探しの前に住宅ローンを比較できます。また、詳しい返済プランや借入可能額の目安なども知ることができるため、具体的に資金計画を立てやすくなるでしょう。綿密な返済プランを立てておけば、予算の範囲で無理なく完済できる物件選びをスムーズに行えます。購入する物件が確定していない状態でも問題ありません。「家を買う」という意思が固まっている場合は、早めに相談してみましょう。
住宅ローンの選び方や相談方法について
◆住宅ローンの選び方
住宅ローンを選ぶ際は、借入先や金利タイプなどを加味して選ぶことが重要です。また、住宅ローンに関する勉強会に参加するのも良いでしょう。勉強会に参加することで住宅ローンに対する理解が深まり、最適な住宅ローンを絞り込みやすくなります。自分で選ぶのが難しいと感じる方は、相談窓口で専門家のアドバイスをもらうことも方法の一つです。専門家の意見を聞くことで、知らなかった知識が得られる可能性があります。
◆相談方法
代表的な相談窓口としては、金融機関や住宅金融支援機構、ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザーなどが挙げられます。それぞれに特徴や相談できる内容が異なるため、用途に合わせて窓口を選択しましょう。なかでも、住宅ローンに特化した専門家である住宅ローンアドバイザーはご相談者の家族構成や年齢、家計状況を踏まえた住宅ローン相談に応じてくれます。
樋渡建設では、住宅ローンアドバイザーの資格を持ったスタッフによるご相談を受け付けています。住宅ローンに関する不安や疑問がある場合は、ぜひ一度相談してみてください。
慎重に内容を比較して住宅ローンを選択しよう
住宅ローンには、さまざまな借入先や金利タイプがあり内容も異なるため、それぞれをよく比較し、自分に適したものを選択することが大切です。また、住宅ローンを借りるためには住宅会社のサポートも重要となります。樋渡建設では、「家づくり勉強会」では住宅ローンに関する様々な情報をお伝えしています。住宅ローンアドバイザーの資格を持つスタッフによるご相談を受け付けているので、自分に合う住宅ローンを選ぶためにも、ぜひご活用ください。
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勉強会講師:専務取締役 西山 智久
二級建築士/既存住宅現況検査技術者/宅地建物取引士
お客様と家族のような関係になれるこの仕事が本当に好きです!一生に一度の家づくり。想い出になるような家づくりを一緒に楽しみながらやっていきましょう!